流産してしまった事。①
ずっと待っていました。
私達のところに赤ちゃんが来てくれることを。
検査薬でうっすらと青い線を見たとき、嬉し泣きしてしまいました。
まだまだ小さな体だし、中には流産になってしまう場合がある事も頭ではわかっていました。
でも、そんな事起こるはずないと心では思っていました。
最初の診察では、胎嚢すら見えないほど小さかった赤ちゃん。
次の診察では、心拍も確認できるまでになりました。しかし、その心拍は遅いと言われ不安な日々を過ごしていました。
それでも、大丈夫!次の診察では順調に成長している!と信じ続けていました。
そして次の診察、確認できた心拍は約100回/分とその頃の赤ちゃんとしてはまだまだ遅いとのことでした。先生から流産の可能性があることも説明されました。
その日からは頭の中で増す不安をかき消すように「絶対大丈夫!次こそは絶対大丈夫!赤ちゃんがんばれ!」と自分で自分に言い聞かせていました。
さらに次の診察、赤ちゃんはがんばってくれて前回100回/分だった心拍は140回/分まで早くなっていました。
本当にがんばってくれました。私もがんばろうって思いました。
しかし、この日も順調とは言えないということと流産の可能性があるということを説明されました。
泣きました。不安でした。
でも確実に成長していました。